この記事では、馬油を使った感想を書いていこうと思います。 私は、会陰マッサージに以下のピアバーユという馬油を使っていました。
私自身、会陰マッサージをするのに馬油以外にもオイルを買いましたが、結局産院でもらったこの馬油(ピアバーユ)が一番よかったです。 この記事では、なぜ馬油を選んだか(値段、量、肌に合う合わない)や、馬油を使った感想を書いていきます。
Contents
会陰マッサージのために馬油ではなくセサミオイルを購入
出産前、子供を産んだ友達から会陰切開で苦しんだ話を聞きました。(出産後一週間はトイレも辛いと聞いた) これを聞いて、少しでも会陰切開の可能性を減らしたい私は、34週に入ってすぐに会陰マッサージをすることを決意しました。 33週くらいの時にオイルを用意して産院の先生に質問してやり方を教えてもらいました。 ちなみに、その時に用意したオイルが生活の木のセサミオイル(生ゴマ油)。
これは千円前後と値段が手頃だったのと、よく行く大型ショッピングモールにこの”生活の木”というブランドが入っていたので、手に入れやすくて買いました。 肌にあわないとかはなく、皮膚テスト(手に塗って1時間くらい放置してみた)の結果も大丈夫でした。 なので、33週くらいの時に、産院の先生にこのオイルを使って会陰マッサージをしてもいいか聞いた所(皮膚テストの結果も伝えた)、許可が降りました。 しかし、その時、このオイルの他に馬油を勧められました。
産院で馬油を勧められる
33週目の時、産院に会陰マッサージの相談をした所、ピアバーユという馬油を勧められました。 産院用のお試しセットみたいな商品があって3百円くらいで買えたので、一応それも買って両方試すことにしました。 また、産後も使えると聞いたので、使わなかったら産後に使おうと思い、購入することにしました。 ちなみに、市販の奴はもっと量があって値段は千円前後です。
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2つを使ってみて、産院でもらった馬油(ピアバーユ)の方が気に入ったので馬油の方を使うことにしました。 なぜ馬油(ピアバーユ)の方が気に入ったのか選んだ理由を次で書いていきます。
馬油(ピアバーユ)を選んだ理由
私は、最初の一週間ぐらいはセサミオイルを使っていたのですが、途中からピアバーユに変えました。 馬油(ピアバーユ)を選んだ理由の一番は安全性と使いやすさです。後、産後も使えるし、値段も手頃なのがよかったです。 唯一の欠点は、馬油独特の匂いがして、臭いということです。 それぞれどういうことか説明していきます。
安全性
馬油(ピアバーユ)を使おうと思った一番の理由は安全性です。 セサミオイルは、正直、肌のかぶれなどはなく使いやすかったのですが、 会陰マッサージ後、膣内に残るかもと思うと抵抗があって…。 会陰マッサージ後は毎回、オイルを洗い流すようにしていたのですが、しんどい時はテキトーに洗い流した時もあって、後でなんとなく不安になりました。 しかも、このセサミオイルは、普通に手や足のマッサージオイルとして使用できますみたいな感じで、膣内に使えますとは書いてなかったので(そりゃ普通書いてないw)。 この点、馬油(ピアバーユ)はとても安心でした。 ピアバーユは産院でも会陰マッサージ用オイルとして勧められていて、膣内に塗っても大丈夫と言われました。 この商品は赤ちゃんの口に触れて大丈夫なくらい、安全性に気を使っています。 なので、多少洗い流すのを忘れても大丈夫でしたし(あくまで私の場合です)、膣内のデリケートな部分に使うには安心でした。 ピアバーユの商品説明の欄には、「赤ちゃんのお口に触れても大丈夫なので、ふき取らずにそのまま授乳できます。」と書いてあります。
セサミオイルにはこういう記述はなく、店の人に聞いても、普通に手や足のマッサージオイルとして使用できますみたいな感じで、 「デリケート部分に塗っても大丈夫」や「会陰マッサージ用のオイルです」とは書いておらず(ていうか普通にそんなこと書かない)、使うのは不安でした。 その点、ピアバーユは産院でも会陰マッサージ用オイルとして勧められていて、膣内に塗っても大丈夫と言われたので、安心でした。 普通に手とかに塗るのには問題ないのですが、そういう部分に塗るのは本当に安全なものしか安心できず…、セサミオイルからこのピアバーユに変えました。
使いやすさ
ピアバーユの方が、オイルが出しやすくて使いやすかったです。 マッサージする時には、自分の指に1,2適オイルを垂らすのですが、 セサミオイルは、片手で持つには瓶が大きくて、両手でしっかりもって、キャップを回して蓋を開けて、手の平にオイルを注いでから指につけなくちゃいけなかったので、めんどくさかったです。 セサミオイルを出す時は以下の感じ。 瓶を傾けすぎてオイルを出しすぎてしまったり、瓶を倒してしまってオイルがこぼれたりして扱いにくかったです。 その点、ピアバーユはキャップの所がスポイトみたいになっているので、片手でそのまま指にオイルを垂らして、すぐにマッサージできました。 以下、ピアバーユ↓ 蓋を取った所↓ 指につける所↓ スポイトみたいな形なので、馬油を出しすぎてしまうとか、入れ物を倒して馬油をこぼしてしまうとかの心配もなく扱いやすかったです。
お手頃な値段
私の買った2つの商品(セサミオイルとピアバーユ)は、値段は正直どちらも千円前後と変わりませんが、この2つ以外の商品(他のオイル)は3.4千円が相場です。 そんなに長く使う物ではないので、私は千円前後くらいのオイルがいいなと思いました。 このピアバーユは価格が千円前後だったので、ちょうど予算ぴったりでした。
産後も使える
出産後は、カサカサになった乳首の保湿をするのに毎日のようにこのピアバーユを使っていました。 私はおっぱいの出が悪かったので、出産後、産院でずっと乳首マッサージをしていましたが、その時によく使いました。 また、慣れない授乳で乳首がカサカサで切れていたので、馬油を塗ってサランラップをして保湿していました(産院の人にそうするように教わった)。 乳首が乾燥していると子供もおっぱいを吸いにくいらしいです。 このピアバーユは、子供の口に触れても大丈夫なので、特に水で洗う必要がなく、テッシュでピアバーユをサッと拭き取った後に子供におっぱいを吸わせていました。 (産院の人にも、拭き取るだけでいいと言われたのでそうしていました。) 拭き取っただけなので、子供の口にオイルは触れていたと思いますが、特に子供に問題はなかったです。
馬油独特の匂いが臭い
このピアバーユの唯一の欠点は、割と臭いことです。 最初は、馬油独特の匂いにウッとなります。 私は匂いに敏感な方なので、正直馬油のこの匂いは苦手でした。 使ってるうちに、慣れましたが…。 使っていると慣れるくらいにはすごく臭くもないけど、いい匂いでもないというか…。 この点は、セサミオイルの方が無臭でよかったです。 結局、私は、匂いより安全性を取って馬油にしました。
一回に使うマッサージオイルの量
ここでちょっと、私がオイルを買う時に知っていたかったなぁっていう情報を。 会陰マッサージ用のオイルって、実際どれくらい使うのか?という話です。 少しの期間しか使わないし…、高いお金出して買っても余ったら困るし、逆に足りなくても困るし…。 と私は買う前に困ったので、どれくらいの量があればいいのかを書いておきます。 結論から言うと、15mlくらいあればいいです。 会陰マッサージは34週〜出産(40週くらい)まで行うので、マッサージオイルの使用期間は約1ヶ月くらいです。 1回に使うオイルの量は、指から滴らない程度、少しでOKです。 なので、1日(マッサージは1日1回5分行う)に使うオイルの量はたくさん使っても0.5mlぐらいです。 0.5mlは水滴に換算すると、約10適程度です。 約1ヶ月(約30日)マッサージをすると仮定すると、0.5ml✕30日=15mlで、使用する量は15mlぐらいだと思います。 ピアバーユは25mlなので、ちょっと余るくらいの量だと思います。 他のオイルは100mlとか200mlとか入っている商品が多いので、余るかも。 でも、余った場合は、産後、自分のマッサージ用に使うとか妊娠線予防にお腹に塗るとかすればと思います。 余るのが勿体無いって人は、ピアバーユはちょうどいい量だし、産後も使えるしオススメです。
さいごに
今回は、妊娠して出産してからしばらく使っていたピアバーユについて書いてみました。
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ピアバーユは、会陰マッサージにも使えるし、産後の乳首ケアにも使えます。 また、ちょっとした赤ちゃんの肌あれにも保湿クリーム代わりに使えるので、便利です。 結局私は、会陰マッサージの努力も虚しく会陰切開をしましたが(笑)、 実際に会陰マッサージをしていたので、会陰切開せずにすんだ!という人もいるので、やることに意味はあると思います。 妊娠中はとにかく出産に対する不安が大きかったので、毎日会陰マッサージをすることで少し安心しました。 また、会陰切開がすごく痛いのは1週間くらいでトイレの時と座った時です。トイレの時は、5分くらいかけて少しずつおしっこをだせば痛みはだいぶマシです笑(私はこれでのりきりました)! 後は、円座クッションがあれば乗り切れます(必須)!この円座クッションは1ヶ月くらいしか使わないので、個人的には千円くらいの安い奴でいいと思います。私はそれで十分でした。 この記事が、これから出産するお母さんの役に立てば嬉しいです。