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はじめに<私がベビーフードだけで育てようと思った理由>
私は、離乳食初期(5,6ヶ月)は、ベビーフードだけで育てました。
ベビーフードだけで育てたからと言って、健康上で特に問題はなく、生後7ヶ月の今もすくすく育っています。
私がベビーフードだけで育てた理由は、「仕事復帰するための準備時間」が欲しかったからです。
ここで少し私の自己紹介なのですが、私は現在育休中で、仕事復帰する予定をしています。
私は、産休・育休に入るまでは、子供が生まれた後もずっと仕事を続けたいと思っていました。
ですが、出産後、子育てをしてみて考えが変わりました。
仕事しながら子育ては大変って当たり前なんですけどね・・・育児してみて、初めてちゃんと現実が見えました。
もともと、今の仕事がすごく好き!ってわけでもなく、かと言って嫌いでもなく。。。ふつうです。。。
仕事は生活費を稼ぐために続けたいと思っていたので、仕事と子育ての両立についてすごく考えました。
そこで、育休が終わる前に、こう↓思うようになりました。
仕事復帰が不安すぎて色々とビビってました。準備として、具体的に次のようなことをやりたいと思っていました。
仕事復帰に対する準備
- 今の職場で仕事と育児が両立できなかった場合を考えて、転職活動をやってみる
- 給料アップのための資格取得をがんばる
- 仕事復帰後のシミュレーションをしてみて、復帰後の生活リズムを考える
離乳食が始まる前にも、時間を作ろうと色々やってみましたが、資格の勉強とか子供が寝てる間を狙っても1日2時間確保するのが限界でした。。。
そのため、ちょっとでも時間を確保すべく、離乳食初期(5,6ヶ月)はベビーフードを活用することにしました。
しかし、そう決断して、ベビーフードで離乳食を進めて見ることにしたけど・・・。
というわけで、忘備録も含めて、自分の体験談として、記事に書いてみることにしました。
ここでは、オススメのベビーフードや、選ぶ時にどのようなことを気をつけたかを自分の体験を交えて書いていこうと思います。
離乳食を始める前に知識を収集。参考にしたサイト・本は?
私は、今の子供が第一子で、離乳食自体が初めての経験でした。
本当に初めてで、どんなものから食べさせればいいか、1日に何を何回与えてよいかもわからず・・。
くらいの、なんとなくな知識しかありませんでした。
なので、とりあえず色々と調べました。調べ方としては、以下の方法を取りました。
本を読んで離乳食全般の知識を得る
↓
本でわからない細かいことはネットで調べる。
離乳食のやり方は全くわからなかったので、最初は、暇な時間に本を見ていました。
本を開けば、何かしら情報が載っているので、離乳食に関する情報全般をなんとなく知ることができました。
逆に、ピンポイントで情報を知りたい時には、ネットの方を活用しました。
参考になったサイトー和光堂のWAKOちゃんカフェ
調べたサイトで一番わかりやすかったのが、和光堂のサイトです。
和光堂は、粉ミルクやベビーフードを販売している会社です。
このサイトは、栄養学科の大学教授が監修しており、参考文献もちゃんと載せています。
情報元がしっかりしているので、安心して、参考にすることができました。
何から始めたらいいかわからないという人は、一度ぜひ見てみてください。
わこちゃんカフェ 「5、6ヶ月頃の離乳食の進め方の目安」
参考にした本①ーはじめてのママ&パパの離乳食
この本は、ネットでも本屋でもオススメされていたので、買いました。
離乳食初期の5,6ヶ月の0才から2才までの離乳食(幼児食)が掲載されています。
離乳食のことが幅広く載っているので、これ一冊あれば、OKだと思います。
一部ですが、私は以下の項目が参考になりました。
参考になった項目(一部)
- 年齢別の食材の硬さ・食材の調理方法
- 年齢別の離乳食レシピ
- 実際の家庭の、離乳食リアルレポート
- 離乳食のお悩みQ&A
- 食べさせたらだめな食材一覧
ちなみに、ほぼ全部図付きで載っています。見やすくてすごく便利でした。
離乳食のリアルレポートでは、食べる途中に集中力が切れたり、遊び食べをしたりしていました。
そして、それに対する各家庭ごとの対処方法も取材していました。我が家でも、食べる途中に集中力が切れて寝たりなど同じような状況がたまにあるので、参考になりました。
ただ、この本は、離乳食の基礎から載っています。作り方も、裏ごし機などを使って一からしっかり離乳食を作りましょう!という感じでした。なので、もう少し実践よりの本が欲しい人は、それようの本を買うといいかも!
参考にした本②ー小児科医が進める最高の子育て食
これは、2018年の3月に出版された割りと最近の本です。この本を購入した理由は、以下の2点です。
この本の購入理由
- 離乳食を進める上でどんな栄養を摂取すればいいのか知りたい
- 何に気をつけて食材を選び、与えればいいのかを知りたい(食材の選び方や、添加物への注意の仕方など)
上記で紹介した「はじめてのママ&パパの離乳食」にも、タンパク質、ビタミン・ミネラル源、エネルギー源の3つを考えて、離乳食を作ろう!と、栄養のことは書いていました。
しかしそれは全体の数ページのみで、もう少し子供に関する栄養のことを詳しく書いた本が欲しかったんです。
本屋で、栄養の本を探しましたが、離乳食の作り方やレシピ本ばかりで、子供の栄養について詳しく書いてある本がほとんどありませんでした。
そこで、唯一、見つけたのがこの本です。
この本は、小児科医の先生が、自分の経験や、各国の論文のデータを基にして、子育てに関する栄養のことを書いています。
離乳食の栄養のことを知りたいなら、この本がオススメです!てか、この本しかなかった。。。^^;
オススメポイントとしては、以下の2つの点です。
この本のオススメポイント
- 「実際に色々な患者を診察してきた小児科医としての経験」
- 「世界各国の臨床実験や論文のデータ」
を基に書かれている
個人的には、以下の項目が面白かったです。(これ以外にも色々と書いてあります。)
個人的に面白かった項目
- 現代の子供が不足しがちな栄養素
- 免疫力の高い子供になる食生活とは
- アレルギーを予防するための離乳食のススメ方
実際の経験や臨床実験のデータを基に書かれているので、読んでいて説得力があるし、情報源としても信頼できました。
ここで紹介した内容以外にも、色々なためになることが書かれていましたので、気になったら、ぜひ読んでみてください。知っておいて、損のない知識だとは思います。
月齢別おすすめのベビーフードと私の活用例
離乳食でも、月齢によって、食べさせる物や量が違います。
なので、ここでは、月齢別に、私がベビーフードを使って、どんな風に離乳食を進めていったかを書こうと思います。
5ヶ月前半(離乳食はじめ)
離乳食の一番最初である初日は、10倍粥を小さじ1杯与えました。
この時にお粥に使用するベビーフードについては色々と悩みました。というのも、一番最初に食べさせるものって、家で作るとなると、原材料は「米」のみです。
アレルギーのこともあるので、まずはアレルギー反応のなさそうな「米のみ」の米がゆから食べさせたいと思っていました。
なので、「原材料が米のみの商品」を探してたんですけど、なかったです。
そこで、各企業が出している商品を色々と見てみました。以下で、各企業が出している商品を見比べて行きます。
キューピーなどの瓶詰めのタイプは、以下のように原材料は米以外も入っています。
キューピーおかゆ(だし仕立て)かつお節入り 原材料
- 米(国産)
- コーンスターチ
- こんぶだし
- かつお
また、和光堂の米がゆもありましたが、こちらも原材料は、以下の5つで、米だけはありませんでした。
和光堂の米がゆ 原材料
- 米粉(国産)
- オリゴ糖
- 食用油脂/クエン酸ナトリウム
- クエン酸
- 酸化防止剤(ビタミンE)
結果、色々調べましたが、純粋に米だけってない!っていうことがわかりました。
なので、私は以下の「まつや株式会社の赤ちゃんのお粥」を選択しました。
ちなみに!このまつやの赤ちゃんのお粥は、「赤ちゃん本舗と提携して発売してる商品」と「まつや自体が販売している商品(上記)」の2種類があります。原材料も内容量も同じで、パッケージがちがうだけです。
値段は、税抜きで、赤ちゃん本舗→¥184、まつや→¥186です。参考程度にどうぞ。値段は、店によって変わるかもしれません。。。私は、よく赤ちゃん本舗で買います。
これに決めた理由は、原材料が、以下の2つだったから(写真は赤ちゃん本舗で購入した商品)です。
赤ちゃんのおかゆ 原材料
- うるち米
- 貝カルシウム
これは、添加物として、貝カルシウムが入っていました。
カルシウムは、今、飲んでるミルクにも入っています。そのため、大丈夫だろうと思ってこちらにしました。
5ヶ月中頃(米・野菜や果物)
離乳食を始めてお粥に慣れてくると、次は野菜や果物を食べさせました。
最初は、一品ずつ試したかったので、その時は和光堂のドライフードを使いました。その後、アレルギーがなさそうだったら、キューピーの瓶詰めを買って食べさせていました。
例えば、にんじんを食べさせたいとすると。。。
まず、以下の和光堂のドライフード にんじんを試してみます。
和光堂のドライフードは添加物がいくつか入っていました。
和光堂のドライフードにんじん 原材料
- にんじんピューレー
- デキストリン
- でん粉
ですが、これからは添加物入っているものも食べて大きくなっていくのだしいいだろうと思って購入しました。
まあ、お米食べてるからでん粉は大丈夫だろうと思ったのと。。。デキストリンも水溶性食物繊維で、でん粉から生成されているものだから大丈夫だろうと思って購入しました。
これを食べても大丈夫だったので、にんじんはアレルギーはなし!ということで、次はキューピーの瓶詰めを食べてさせてみることにしました。
キューピーの瓶詰めは<にんじん>だけの商品はなかったので、<にんじんとポテト>を食べさせることにしました。
原材料は以下のようでした。
キューピーベビーフード<にんじんとポテト>原材料
- にんじん
- 乾燥マッシュポテト
- てんさい糖
- コーンスターチ[/box]
てんさい糖は砂糖なので、アレルギーと関係ないかなと思ってよしとしました。ただ、砂糖は甘いので、味覚の成長に影響を与えるかもしれないらしいです。そのため、5,6ヶ月から砂糖を混ぜないほうがいいらしいです。が、そこは気にしないことにしました。
メーカーもそこら辺は考えて作っているだろうし、それにうちの旦那は完全手作りの離乳食で育ったらしい(そもそもその時代にベビーフードがなかった)ですが、味覚おかしいですもん。
しかし、コーンスターチ(とうもろこしのデンプンを抽出して粉にしたもの)が気になりました。とうもろこしは遺伝子組み換えの物を使っているかもしれないし、とうもろこしのアレルギーがでるかもしれない。
ただ、ベビーフードはコーンスターチ使っているものが多いし、私達の生活の中でもコーンスターチを避けて食品を選択するのは難しいです。なので、とりあえず食べさせてみるか!と思ってよしとしました。
キューピーの瓶詰めは、そのまま出せるのでとても便利で、よく買いました。
※1 キューピーのベビーフードは2015年4月に異物混入が発覚し自主回収を行っています。購入する際はそういうリスクも考えて色々調べて考えてから購入した方がいいと思います。
※2 5ヶ月から使えるキューピーのみどりのお野菜にはチキンエキスが入っているので、アレルギーが気になる方は注意した方がよいかと思います。
ただ、ベビーフードは味が濃く、その味に慣れてしまうと大きくなった時にお母さんの手料理を食べなくなると、離乳食教室で聞きました。なので、基本はお粥に混ぜて薄めて食べさせていました。
便利なベビーフードですが、添加物や異物混入などの問題もあり迷いますよね。私は現代の食生活で、添加物を摂取せずに生きていく方法はないと思っているので、調べて大丈夫そうであればある程度は妥協しています。
また、手作りや無添加にこだわりすぎるとしんどいですし、それが原因で疲れて旦那と喧嘩したり子供に疲れた顔ばかり見せてしまっても、何のために頑張って作っているんだろう。。。と精神衛生の問題にもなるので、メリットとデメリットを理解した上で、上手に活用することが大事だと思います。
この問題は、人によって意見が別れる所だと思います。親の判断や何を基準とするかが鍵になってくると思うので、正しい知識を身に着けてよく考えた上で選択することが望ましいと思います。
5ヶ月後半〜6ヶ月終わり(米・野菜や果物・タンパク質などの魚や豆腐)
野菜を食べるのに慣れてきたら、次は、魚や豆腐、きな粉などのタンパク質を食べさせます。
タンパク質として、我が家では、鰹や昆布で取ったダシを飲ませてみることにしました。
ただ、離乳食教室に行った際に、市販のダシを使う場合は、原材料に食塩が入っていない物を選ぶように言われました。
(食塩などの塩分は、赤ちゃんの腎臓に負担がかかるそうです。)
なので、以下の食塩の入っていない「イブシギンのしぜんだし」を買って、すごーく薄く伸ばして飲ませてみました。
原材料は以下です。
イブシギンのしぜんだし
- 鰹荒節(鹿児島県指宿産)
- 昆布(北海道道南産)
すると、気に入ったみたいでごくごく飲んでました。他にも色々と試しましたが、これがお気に入りのため、今でも飲ませています。
そして、試しに、大人の味噌汁のダシとしても使ってみましたが、普通に美味しかったです。
離乳食以外にも活用法があって、私は、割りとこの出汁が気に入っています。オススメです。
さいごに
ベビーフードで離乳食を進める上で、色々調べましたが、ベビーフードのみで育ててるっていう人がネットをみてもあまりいなかったので、この記事を書いて見ることにしました。
今回、離乳食を始める前に、本やネットなどで色々調べましたが、サイトや本ごとに内容が違ったりして、どれを信用すればいいかわからなくなることもありました。(その時は、一つ一つ細かく調べました。)
また、気になって外国の離乳食事情なども調べてみた所、米やほうれん草は◯才まで食べさせてはいけない国や、ベビーフードの方が安全だから手作りよりベビーフードが主流という国もあって、国によってぜんぜん違って驚きました。
色々と調べてみた結果、ちゃんと知識を得て、食材に関するリスクや対処方法を知った上で、離乳食をあげることが大事だなと思いました。
離乳食のススメ方は、子供やお母さんによってそれぞれだと思います。その中で、この記事が少しでも、他のお母さんの参考になれば嬉しいです^^。
最後に、面白い本を見つけたので、紹介しときます↓
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この情報、意外と知らない人が多いのでシェアしてみました♪
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