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【体験談】クアルトというボードゲームが面白い!!世界中で賞を受賞しているフランスのボードゲーム。

クアート

先日、クアルトというボードゲームを書店で見つけました。気になって買ったものの中々面白かったので、レビューしようと思います。

 

この記事では、クアルトとはどんなゲームで、何が面白いのかを紹介していこうと思います。

Contents

クアルトとは?

クアルト(Quarto)は、スイスの数学者ブレイズ・ミュラーによって1991年に考案された2人用のボードゲームです。

タイトルの「Quarto」は、イタリア語やラテン語で「4」を意味します。

世界中で数々のアワードを受賞し、過去30年間に登場したゲームの中で最高の1つとしても認められています。

クアルトの詳しい情報は以下です。

クアルトはこんなゲーム
  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:10分
  • 対象年齢:6〜99歳
  • 価格:6,000円

クアルトの魅力は?

楽しく「先読み力」が鍛えられる

クアルトの1番の魅力は、ルールが簡単なのに実はとても先を読む力が必要とされるということです。その分楽しみながら先読みの力を鍛えられます

先読みが必要とされる理由は、ルールにあります。下の方の項で、クアルトのルールについて説明します。

ルールが簡単!

ルールが簡単なので、すぐに覚えてプレイできます

チェスや将棋のようにルールが難しくないので、ルールを覚える所から始めなくてよくて、誰でもすぐにプレイできます。

プレイ時間が短い

クアルトは、2人対戦方式でプレイ時間はだいたい1ゲーム15分くらいです。なので、割とすぐに終わります。

私はいつもだいたい10分くらいで終わります。時間がかからないので、さっと出してさっと終われます。手軽にできるところがよいです。

デザインがかっこいい!

デザインがかっこいいです。クアルトは、フランスのギガミック社という会社で作られています。

フランスで作られているだけあって、駒の質感とかボードのデザインが洗練されていてオサレ。駒がプラスチックじゃなくて、木なのがよい。

みどり
みどり
グーグルのオフィスとかに置いてありそう!(勝手な想像)

ただ、少しでかい(笑)…。

クアルトのゲームルールは?

クアルトは、以下のような盤面と駒がついています。

盤面と駒の写真

クアルト 駒と盤面

クアルトは、簡単に言えば四目並べです。

4×4のマスのタテかヨコかナメメに、ある条件で駒を4つ揃えたら勝ちです。

揃える条件は以下です。

  • 駒の高さ (低い/高い)
  • 駒の色(黒/白)
  • 駒の形 (丸/四角)
  • 駒の穴 (ある/なし)

①駒の高さ

クアルト 駒の高さ

②駒の色(白/黒) クアルト 駒の色

③駒の形(四角/丸)

クアルト 駒 形

④駒の穴(有り/無し)

クアルト 駒 穴あり 穴なし

勝利の一例

上記の①〜④どれかの駒をタテヨコナナメどれか一直線に並べると勝ちです。

以下は、①と②で勝利した場合の盤面。

①駒の高さを揃える場合

クアルト 高さ 揃える

②駒の穴を揃える場合

クアルト 駒 穴あり

これにプラスして、以下のルールがあります。

  1. 置く駒は相手が選ぶ(自分で選べない)
  2. 相手がタテヨコナナメで駒が揃ったことに気づいていない場合、「クアルト」というと自分の勝利になる

これらのルールがよりこのゲームの面白くしています。

「①置く駒を相手が選ぶ」というルールなので、自分が狙った箇所に狙ってた駒が置けないことがよくあります。なので、狙った駒を相手に渡させるような状況に持っていくにはどうしたらよいかと考えるのが面白いです。

また、「②相手がタテヨコナナメで駒が揃ったことに気づいていない場合、「クアルト」というと自分の勝利になる」ですが、これが意外と気づかないことが多いです。勝つ要素が4通りあるので、色と高さを気にしていたら、気づかないうちに形が揃っていたなんてことがよくあります笑。

ゲームの流れ

ゲームの流れは以下のようになります。

  1. 先行を決める(ここでは相手が先行の場合)
  2. 相手に駒を渡す
  3. 相手が駒をおく
  4. 相手に駒をもらう
  5. 自分が駒をおく
  6. ①〜⑤を繰り返し、タテヨコナナメどれか駒が揃った所で「クアルト!」と言う。

ルールは本当に単純なのですが、色々なパターンを先読みしないと勝てないのが面白いです。

頭を使うクアルトの面白さ!

一見単純なように見えて、色々と考えなければ負けてしまうこのボードゲーム。

このゲームで重要なのは以下の2つです。

  • 先読み力
  • 注意力

ある程度ゲームが進むと、相手に渡せる駒が決まってきます。自分がどんな駒を渡すのか、相手がどんな駒を渡してくるのか…?パターンを先読みして、自分に有利な箇所に駒を置いていくのは楽しいです。

注意力も必要です。注意して見ていないと自分が気づかない所で駒が揃って「クアルト!」と言われてしまうので、先読みしても負けることもあります(笑)。

そんなことある?と思うかもしれませんが、これが意外にあります。私が実際にプレイした回数で言うと、10回に1回くらいありました(笑)。勝つことに熱中してると、自分の勝つパターンばっかり考えてつい見落としてしまうんですよね。。。

私は、普段、家事などであんまり頭を使う作業をしないので、こういう風に先読みして色んなパターンを考えて、頭を使うのは楽しいです。

また、旦那と晩酌してる時とかに2人であーだこーだ言いつつやります。これが中々楽しいです。

他のボードゲームは(チェスとか将棋とか)30分とか1時間かかりますが、これは10分程度で終わるので、寝る前や晩酌の時など時間を選ばず割と好きな時にできます。

お値段は少し高いですが、色んな勝利パターンがあるので何回やっても飽きないのと、プレイ時間も10分と短くて、ちょっと遊びたい時に便利なので気に入ってます♪

なかなか奥が深いゲームです。。。!