こんにちは。
私は最近、親戚の外国人とメールをしています。
その中で、Never mindの使い方を間違えて相手を怒らせてしまいました。
Never mindは「気にしないで」と訳すのだと思っていましたが、ニュアンス的には「もう結構!」とか「もういいよ!」という訳の方が正しいみたいです^^;。
でも、どんな状況で使うのが正しいのか…、他に「気にしないで」って言い方はないのか…?
この記事では、私の体験を交えて、「Never mind」の意味を説明しようと思います。
Contents
「Never mind!」の使い方を間違える。
まずは、「Never mind」の使い方を間違えてひどい目にあった時の話をしようと思います。
私は、最近、親戚の外国人”ケビン”にスカイプで時々英会話をしてもらっています。
でも、彼の都合が悪くなって、英会話が延期になったことがありました。
その時に、延期になったことを彼がメールで謝ってくれたので、私も気にしないでと返信しました。
実際のメールのやりとりは以下です。
ケビンが英会話の延期を謝ってくれたので、
私はケビンが気を使わないように、「Never mind(気にしないで)!」と送ったつもりでした。
さて、実際にケビンにはどう伝わったのでしょうか。見てみましょう。
以下がこの文の正しい日本語訳です。
このやりとりだと私は怒っているようにみえますが、怒らせたくてこのメールを送ったわけではありません。
ネイティブの人にとって、「Never mind」 の意味は「気にしないで」ではなく「もう結構!」や「もういいよ!」という意味だったのです。
「Never mind」の正しいニュアンス
○「もう結構!」「もういいよ!」(投げやりな感じ)
✕「気にしないで」
「気にしないで!大丈夫だよ!」という気持ちで返信したのに、そんな意味では一ミリも伝わっておらず…。気を使うどころか、私が逆ギレしていると思われました(笑)
まあ、それはつぎの「Our meeting is not work.」という文にも問題があるから余計そう伝わったんですけどね…。
(その件については、workとjobの違い!workの使い方を間違えて激怒された話 に書いています。)
その後、ケビンから電話がかかってきて、こっちは楽しく英会話できてると思ってたのにそんな風に思ってたのかい!?ひどい(怒)!!!!と怒られました。
その後、急いで訂正して誤解を解きました(^^;)。英語って難しい…。
「Never mind」より「Don’t worry」を使うべきだった!?
さて、なぜ誤解されたのでしょうか?
もう一度、問題の英文を見てみましょう。
問題の英語文:Never mind.
①私がケビンに伝えたかった言葉:
「気にしないで!」
②実際にケビンに伝たわった言葉:
「もう結構!」
なんか、別の意味で伝わっていますね…。
そうなんです。「Never mind!」は割と投げやりな言葉です。喧嘩している時とかに使います。このように気を使いたい時には間違っても使いません。
相手に気を使っていて、「気にしないで!」って言いたい時は「Don’t worry!」が適切です。
では、「Never mind」はどんな時に使うか見てみましょう。
「Never mind」を使うシチュエーション
never mind は「もういい!気にしないで!」と言いたい時につかいます。
どんな時に使うか以下にまとめてみました。
①喧嘩の時
喧嘩の時に使います。
口喧嘩して、相手が折れなかったり共感してもらえない時、怒って「もういいよ!」ってなる時ありませんか?そういう時に使います。
②「(今言ったことを)気にしないで」と言いたい時
今さっき言ったことに対して、「もういいや」「気にしないで」っていう時に使います。
Never mindって、日本語訳だと「気にしないで」だけど、実際使うとなるとどんな時にどんな風に使うのかわからないですね…。やっぱり、日本語訳だけみてると、ニュアンスまでつかめないから難しいです。
今回は、自分の体験を元に「Never mind」の意味について書いてみました。これが誰かの役に立つと嬉しいです。
以下、私のオススメの英語の絵本を紹介しておきます♪
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